②塩の焚き上げ!
はいさい塩職人の高江洲です。
ようやく台風後の片付け作業が終わりました・・・
台風一過、
カラッとした暑さで過ごしやすく、塩工房の
「流下式塩田」も順調に海水濃縮しております。
以前、紹介した
「海水濃縮」に続き、濃縮した海水が
塩になるまでの工程を紹介します・・・
①
濃縮海水(濃度15%)を塩工房内の平釜で仕込みます・・・
↓
②30分後、
沸騰してきました・・・
↓
・・・沸騰後、
「アク」をこまめに取ります・・・
↓
塩工房内の気温は40℃、サウナ状態です
③2時間後、8割ほど出来てきました・・・
↓
・・・塩の状態を見ながら、かき混ぜて
「にがり」を「塩」に含ませていきます・・・
④2時間半後、9割ほど結晶化・・・
↓
⑤3時間後、
完成・・・
↓
(表面がつぼみのようになるので、
「塩の華」と呼ばれています)
⑥釜上げ開始・・・
↓
⑦
釜上げ終了・・・↓・・・出来上がり
・・・釜上げした塩は3~4日ほど自然乾燥させます・・・
しっとりした塩だと
「苦みのある塩」に
さらさらさせ過ぎると
「塩辛い塩」になるので、その中間くらいの塩に自然乾燥で仕上げていきます。
「にがり」を程良く残すことで、粗粒でまろやかな塩になります。
浜比嘉島の塩工房では、
「流下式塩田」の見学(無料)ができます。
塩の試食もありますので、ドライブがてら、お気軽にお越し下さい
うるま市勝連比嘉1597
(株)高江洲製塩所098(977)8667
AM9:00~17:00
HP:hamahigasalt.com